感情をコントロールするための方法
こんにちは!
突然ですが質問です。あなたは最近イライラすることがありますか?
また、自分って感情的な人間だなって思いますか?
今日はそんな方のために心理学に基づく感情コントロールの方法を紹介します。
最初に言っておくとこれは非常に難しいです。めちゃめちゃ難しいです。
でも、非常に画期的で今までの概念を覆される内容になっておりますので、ぜひ実践し体得してもらいたいと思います。
この記事はベストセラー本「嫌われる勇気」から得た知識を反映させたものになります。
※本当に人生において有益な本で、僕の人生を変えた本ベスト3には今後もずっと食い込んでくると思うのでまだ読んでない方はぜひ!
革命的な心理学
皆さんは心理学という学問を知っていますか?
最近はメンタリストDaigoさんの活躍でかなり多くの人が心理学というものを知っているのではないかと思います。
そんな中ですね、僕が本日紹介したいのはアドラー心理学です。
文字通りアドラーという人が提唱する心理学になります。
今から彼の生い立ち、経験、友人関係、時代背景、心理学への道などを....
全部ぶっ飛ばして本題に入ろうと思います(笑)
アドラーによる「感情」とは。
このアドラーが言っていることを率直に述べると、「我々は感情を自在に使い分けている」というのです。
どういうことか。これはまだわからないと思うので深くこれから述べていきます。
何かのことが起こった。これによってある感情が沸いてきた。
これが一般の人の考え方です。例をあげると、
店員がお茶をこぼし、大切な服が汚れた。だから怒りで店員を怒鳴り散らした。
これを「原因論」に回帰した考え方といいます。
何か原因があって、そこから感情が出てきたということです。
でも、この際のアドラーの解釈はこうです。
お茶をこぼされたので、大声で怒鳴り散らすために怒りを作り上げた。
意味が分からないでしょう?
いやいや、カッとなったから怒鳴ったんだ!と思っちゃいます。
何のためにその必要があったのか。本当は怒る必要なく、言葉で説明すれば店員は丁重に詫び、拭きとるなどの適切な処置をしたでしょう。
もしかしたら、クリーニングの手配までしてくれたかもしれません。
にも関わらず、大声を出した。それは言葉で説明することに面倒を感じたのもあるでしょうし、大声を出すことで事態の大変さを誇張しもっと良い待遇を期待したのかもしれない。
どちらであれ、相手を手っ取り早く屈服させる方法を選ぼうとした結果「怒り」を用いたのです。
これが「目的論」に回帰した考え方です。
何かを果たすために行動や発言をしたってことです。
ここら辺から、さっき「んー、そうかな~」って思ってたところからちょっとずつ「そういう考え方もあるのか!」って変わっていきます。
彼は感情はいつでも取り出し可能な「道具」だとしています。
こんな経験ありませんか?
母親と大声を上げてケンカをしていたのに、電話がなってそれを取った母の声はもう余所行きの丁寧な声色に変化している。
でも、切った瞬間にまた突発的に怒りが復帰する
そういうことなんです。
相手を怒りで威圧し、自分の意見を押し通そうとした結果、その道具として怒りを用いた例です。
感情は自分が瞬時に選び取るのです。そのため、怒りという感情を選ばないということが感情をコントロールするためのカギとなります。
そんなこと言ったって、なかなか難しい・・・
これを成立させるためにはこの現在の「原因論」に回帰した考え方から、「目的論」を基にした考え方に切り替える必要があります。
こういう人、みたことありませんか?
「俺がもう少し若かったら、もっと挑戦していい人生が送れた」とか、
英語を習得したい人が「予定が合わなくて、お金が今なくて、TOEICを受けられない」といったり。
これはもしなんだったらというやれない理由があるからできていない。やればできたのだ、できるのだと原因論で物事を考えているいい例です。
でも実際は、過去に理由をつけて自分が変えられなかった今を認めようとせず、原因を見つけてテストを受けないことで自分が出来ない存在だと知るのが怖いのです。
自分も昔はよくこれをしてしまっていたし、多くの友達もこれに回帰してしまっていました。
よく学生の頃、「俺機能勉強全くしてない!」ってテスト前に言うやついませんでした?笑
典型的ですね。昨日部活があってできなかっただけで、勉強すれば自分にだって点数が取れたんだって自分を守るために原因を作り出しています。
当時の自分を振り返りだいぶん恥ずかしくなっております(笑)
ということで、日々の生活で原因論ではなく目的論を意識すること。
カッとなったり、イラついたらストップ!何が目的でイライラしてんだ!?って考えるんです。
この考え方は本当に難しいです。僕も何度も読み返して習得しようとしました。
それ故に効果があり、価値あるものなのかもしれません。
状況に応じてどう行動するのかはいつだって自分が選べるんです。
ぜひ興味があったら、「嫌われる勇気」を読んでみるといいと思います!
では今日はこの辺で!
JUST ONE LIFE, WHAT WILL YOU DO!